『コンビニ人間』読むとなんかムズムズするんだよね
久しぶりの更新〜
最近のトップニュースは毎日コロナウイルスの話ばかりですね。感染症恐るべし。
とにかく日々の健康管理!
私事ですが、無事に高校を卒業しました。
こんな状況なので、あまり出かけるわけにもいかず、最近はよく本を読んでいます。
最近読んだ本がこちら
第155回芥川賞受賞作品!
前から読みたいな〜と思っていて、ようやく中古で手に入れました。300円だった✨
読み切って最初に思ったのは、なんかムズムズ
語彙力やべえって思いますよね、自覚あります。
だけど、なんかつっかかるものがあると言いますか、とにかくすっきりしないんですよね。
唾の描写とか無駄にリアルな表現から、光景が容易に想像できます。
笑えるシーンもあれば、自分にも当てはまるような場面も多くあり、イライラしたり、ちょっと読むのを躊躇ったり…。
自分の人生に干渉してくる人たちを嫌っているのに、わざわざ、その人たちに文句を言われないために生き方を選択するんですか?
これは、主人公であるコンビニ店員の恵子の台詞です。
私はこの台詞をいまいち心の中にうまく落とし込めなくて、5分くらいこのページで止まっていました。
その通りだ!って思う一方で、そういうことじゃないんだよって言い返したくなります。
恵子は最初から最後まで、こういうことを当たり前のようにさらっと言ってしまうんですよね。
最初の小鳥のくだりも、正論なんだけど、少し一般的な感覚とずれている。
この小説は、ずれていることを異常だと捉えることについて、問題提起しているのかなと感じました。
そもそも一般的ってなんだよって話ですよね。