ミイラ展@かはく-驚きと感動の連続!
こんにちは!
今日は、東京へ遊びに行きました〜🚌
先ほど帰宅して、どっと疲れが…
とはいえ、備忘録は興奮と記憶が新しいうちに!
さて、本日は国立科学博物館で開催されている特別展へ行ってきました!
タイトルは…
ミイラ「永遠の命」を求めて
祝日だったということもあり、朝イチから激混みでした。静かなバーゲンセールって感じ笑
それもそのはず!
なんと今回の特別展では、世界中から集結した43体のミイラを生で見ることができるんです!
子供からお年寄りまで、たくさんの人が本物のミイラを一目見ようと集まっていました。
私も、とにかく本物見たい!という興味本位で行ったのですが、予想以上に奥が深く、考えさせられることが多い展示で、心から大満足でした。
ここからは、ミイラ知識ほぼ0だったけど、少しだけ詳しくなれた私の個人的な感想を綴っていきます〜
エジプト以外にこんなにミイラいるの!?
ミイラ=エジプトのイメージが強かったのですが、南北アメリカ、特にアンデス地方では、エジプトと双璧をなすほどミイラ文化が発展していたそうでとても意外で驚きました!
この南アメリカでは、子供や動物をミイラにして、生贄として神に捧げることもあったそうで、ミイラ=偉い人と思っていた私はこれまたびっくり。
そして、オセアニアからもたくさんのミイラが来日。高温多湿なオセアニアで、ミイラを作り保存するのは難しいと思っていました。実際かなり大変だそうで、死後3ヶ月間、遺族が遺体をひたすら火で炙り続けるそうです。
なんとこの様子は会場でカラーの映像で見られます!つまり、現代もこの風習が続いているということ!すごい…!
このように、今回の展示では、世界中のミイラが集結ということで、地域や時代ごとで比較しながら見てまわったのですが、ミイラが作られる理由や意味、作り方など本当に様々でとても興味深かったです。
もちろん、定番のエジプトも凄かった!
やっぱりミイラといえばエジプトですよね!棺に入った、ザ・ミイラが見られたのは本当に感激でしたが、思った以上に奥が深い。高校世界史では、「死者の書」「最後の審判」とかやりますが、カノプス壺が個人的にツボ。つぼだけに。カノプス壺とは遺体の肺、腸、胃、肝臓をそれぞれ分けて入れるための壺のこと。なんやねんそれって感じですが、本当に丁寧に扱われていたんだなあと感じました。実際、棺に描かれている模様やヒエログリフは細部までこだわりがすごいし、なによりもその細部がはっきりわかるくらい保存状態が良すぎることに驚きでした。
最新の科学技術にびっくり!
これまでは、ミイラというだけでかなり奇怪なものとして扱われ、保存状態が良いものも少なかったため、研究テーマとしてはあまり深く取り上げられなかったそうです。
しかし、昨今の科学技術の進歩により、ミイラから引き出せる情報が飛躍的に多くなり、学問的な関心も高まっているそうです。
実際、CT検査を通して、新たにミイラの内部の様子が判明し、仏像の中にあるミイラまで発見されているそうです!世紀の大発見!
今回の展示だけでも、ミイラを通して、地域や時代の特色が顕著に見られました。これからもっと科学技術が進歩して、ミイラからより多くの情報を引き出せるようになれば、歴史が大きく変わることもあるかもしれませんね!
今回のミイラ展を通して、ミイラの知識だけでなく、私たち人類の歴史を考える新しい視点を手に入れられた気がします。
ミイラが語る世界。奥深い。
お土産もとっても素敵で、思わず購入。
わたくし、メジェド様のファンでして、トートバックは見つけた瞬間、即決でした。他の神々のイラストも本当に可愛い🥺
カノプス壺は個人的にデザインが超好き。
これから大事に使います♡
こちらのミイラ展は今月2月24日まで!ぜひ!